外反母趾


外反母趾とは
外反母趾とは、足の変形のことで、母趾(ぼし)(足の親指)の付け根の関節が第二趾のほうに「くの字」に曲がったものをいいます。
変形は見た目に明らかですが、痛みの程度は人それぞれです。
まずはご自身で痛みの程度を確かめていただき、下記に該当するようであれば受診をおすすめします。
1.母指の飛び出しを指で押すと痛む
2.靴を履いたときに痛む
3.靴を脱いでも痛む<
などに分けられます。
靴を脱いでも常時痛むようになると手術が必要になります。

外反母趾は万病のもと
実は外反母趾は、魚の目など、ごく日常的に見過ごされている足のトラブルですが、これがきっかけとなり体に与える影響が思いの他大きいと言われています。
痛みをかばって正しい歩き方が出来なくなることで、腰やひざ、むくみ、また痛みのために歩かなくなることで生活習慣病を進行させることにもつながりかねません。足以外の体の様々な部分に支障を来すきっかけになるのです。
外反母趾は「むくみ」にも関連があります。外反母趾になると足指が地面と接しない歩き方となるために「すね」や「ふくらはぎ」に大きな負担がかかります。その歩き方によってふくらはぎの筋肉が長時間緊張状態で硬くなってしまいます。
カチカチになったふくらはぎをしっかりマッサージして血流を良くしてあげないと足の血液がうまく心臓へ戻らなくなり、老廃物を含んだ血液やリンパが足に溜まってむくみの原因になります。

外反母趾の治療
外反母趾の程度によりおすすめする治療方法が異なります。
まずは、木曜日の夜の整形外科にご受診いただき、医師の診断のもと適した治療方針をご相談ください。

 治療方法

外反母趾の程度によりおすすめする治療方法が異なります。
まずは、木曜日の整形外科にご受診いただき、医師の診断のもと適した治療方針をご相談ください。
装具療法
パッチなどで痛みを和らげる、足底板、矯正用の装具などを用いる 場合によっては専門業者により作成されたものが必要になる
薬物療法
痛みの緩和を目的とした塗り薬や湿布薬 根本的な治療ではない
  1. 装具療法 : パッチなどで痛みを和らげる、足底板、矯正用の装具などを用いる場合によっては専門業者により作成されたものが必要になる
  2. 薬物療法 : 痛みの緩和を目的とした塗り薬や湿布薬 根本的な治療ではない
  3. 手術療法 : 25度以上変形している場合に適用されます

足の痛み・違和感のある方は、まずはお気軽にご受診ください。